2007.11.19 嚥苦吐甘(えんくとかん)の恩ノイローゼからの脱却 メンタルヘルス友の会G第七「嚥苦吐甘(えんくとかん)の恩」 苦いものは自らが食べ、甘いものは吐いてでも子に与える親の恩です。魚の身を箸でほぐし、一番柔らかくておいしいところを子の口に運び、自分は骨についた少しばかりの身をしゃぶります。たとえ空腹を覚えても、子が美味しい美味しいと喜んで食べているのを見れば、それが何よりの御馳走になるのです。 2007.11.01 洗潅不浄(せんかんふじょう)の恩ノイローゼからの脱却 メンタルヘルス友の会G第六「洗潅不浄(せんかんふじょう)の恩」 むせ返るような夏の日に子が懐に不浄をもらしても、臭穢をいとわず、自らの手でおむつを替えます。冬の日にも手にヒビ赤ギレを作りながら、せっせとおむつを洗い潅ぎます。独身時代ハンカチ一つ洗ったことのないお嬢さんが人が代わったように子供の世話をするのは、母の慈悲なればこそです。 2007.10.29 廻乾就湿(えかんしゅうしつ)の恩ノイローゼからの脱却 メンタルヘルス友の会第五「廻乾就湿(えかんしゅうしつ)の恩」 夜中に度々子供が粗相をしても、その都度怒りもせずに、今まで休んでいた乾いた所 に子供を廻し、自分は尿で湿っている所に寝ます。氷雨降る夜も、凍てつく雪の暁にも子 の安眠を妨げぬよう変わって苦しむのです。 2007.10.16 乳哺養育(にゅうほよういく)の恩ノイローゼからの脱却 メンタルへルス友の会G〜親の大恩十種〜 第四「乳哺養育(にゅうほよういく)の恩」 子供を乳母車がいらなくなる頃まで育てるには、大変な量の乳を母は必要とします。忙しい時など、おむつを変えたその手で料理をしたりするから、十指の爪の中についた子の不浄を食らうことは計り知れません。厳寒のときも着ているものを脱いで与え、おいしい物を得れば、まず子供に食べさせようとします。這えば立て、立てば歩めの親心で養うこと数年に及べば、娘時代の面影はすっかり消え失せてしまいます。 2007.10.07 生子忘憂(しょうじぼうゆう)の恩ノイローゼからの脱却 メンタルへルス友の会G〜親の大恩十種〜 第三「生子忘憂(しょうじぼうゆう)の恩」 脂汗を流し、骨節がきしむような産みの苦しみに顔を歪めていた母親も、オギャーという産声を聞いた瞬間に、これまでの一切の苦しみを忘れ去って下さいます。疲れ切っている体のことより生まれた子を案じ、五体満足であれば自分自身がこの世に生まれでたるが如くに喜ぶのです。 |

